肖像権が話題になった金沢百万石まつり

芸能人の肖像権が話題になりニュースにもなった金沢百万石まつり(写真は2023年)

2022年の金沢百万石まつりの直前に金沢百万石まつり実行委員会が公式ウェブサイトにおいて「肖像権保護のため竹中直人・栗山千明への撮影・SNS投稿をご遠慮ください」という告知がありました。

当日私も見に行きましたが、スタッフがプラカードを持ちながら「撮影はご遠慮ください」と声をかけ、行列より気になり盛り上がりに欠けてしまいました。

その後、SNSやインターネット上では炎上状態となり、その結果、栗山さんは自身のTwitterで騒動を謝罪。また、金沢市長も謝罪することになりました。

後に、同じようなイベントで撮影規制がなかった「ぎふ信長まつり」に登場した木村拓哉さんとの比較が報道されました。

多くのニュースでも取り上げられ、「公道でのイベントは撮影が自由」と専門家が解説するなど、肖像権について注目されるイベントとなりました。

実行委員会が芸能人の肖像権を過剰に意識したことが、結果的に俳優の評判を落とす結果になったと言えるこのイベントは、多くの注目を集めることになりました。