第6回 指令!桜と建設現場、春の融合を捉えよ!~金沢、桜の下の精悍なる建設現場~
現場の舞台裏〜撮影取材日記〜 - 「桜と建設現場を捉えよ!」vol.6
皆様、こんにちは!BCプランニングです。 現場のリアルな表情を追い、その瞬間を切り取る「撮影取材日誌」のお時間です。
今回の指令は… 「桜と建設現場、春の融合を捉えよ!」
建設業というと、力強く、少し無骨なイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、日本の春の象徴である「桜」と建設現場が組み合わさると、普段は見られない、はっとするような美しい表情を見せてくれることがあります。
今回のミッションは、そんな建設現場と日本の春が織りなす、魅力的な一瞬を写真に収めることでした。
実は当初、このテーマに合わせて「桜のある建設現場」の無料撮影キャンペーンをクライアント様にご案内させていただきました。
春の息吹を感じる現場の姿をぜひ記録に残したい!と意気込んでいたのですが…残念ながら今年はタイミングが合う現場がなく、キャンペーンでの撮影は実現しませんでした。
「うーん、残念…」と思っていたのですが、今年は個人的に桜の名所・金沢を訪れる機会がありました。
満開の桜を追いかけて市内を巡る中で、まさに今回の指令にふさわしい、いくつかの光景に出会うことができたのです!
1. 静寂の中に佇む重機
まず目に飛び込んできたのは、満開の桜を背にして静かにその時を待つ一台の重機(タイヤショベル)の姿でした。
普段、現場で土砂をパワフルにかき集める重機が、まるで春の風景画の一部のように佇んでいる。
淡いピンク色の繊細な花々と、重厚感のある機械とのコントラストが、不思議な調和を生み出していました。
これもまた、現場が持つ静かな一面、普段とは違う「表情」です。

2. 桜景色の下で進むインフラ整備
次に出会ったのは、桜をバックに橋の上で進められていた舗装工事の現場です。
交通の動脈である橋の上、その奥には満開の桜。そんな美しいロケーションの中でも、私たちの生活を支えるインフラ整備は着々と行われています。
春爛漫の景色に見事に溶け込みながらも、確実に社会を支えるインフラを築く。
その姿には、建設業ならではの頼もしさと、風景と一体となった独特の美しさがありました。

3. 桜並木の上で繰り広げられる電気工事
さらに印象的だったのが、桜並木の上空で行われていた電気工事です。
何台もの高所作業車がずらりと並び、作業員の方々が作業を進めています。
電線というライフラインを守るため、春の美しい景観の中でも、安全かつ慎重に作業は行われます。

4. 桜を見下ろす特別な視点
そして、その高所作業車に乗り、まさに桜の花々の上で作業されている方の姿も捉えることができました。
下から見上げる桜も綺麗ですが、満開の桜をすぐ目の前に、あるいは見下ろしながら作業するというのは、どんな気持ちなのでしょうか。
きっと作業員の方だけが知る、特別な春の景色があるはずです。
これもまた、私たちが普段目にすることのない、現場ならではの「リアルな表情」と言えるでしょう。

静かに時を待つ重機、美しい風景の中で着々と進む工事、そして桜の上で繰り広げられる繊細かつ重要な作業…。
これらはすべて、建設業が持つ多様な顔の一部です。力強さだけでなく、時には風景に溶け込み、時には季節や周辺環境への細やかな配慮を見せる。
そんな「リアルな表情」を、思いがけず金沢の春景色の中に見つけることができました。
今回はクライアント様の現場ではありませんでしたが、こうした建設業の多様な魅力を発見し、お伝えしていくのがBCプランニングの役割です。
来年こそは、桜咲くクライアント様の現場の写真をこの日誌でご紹介できればと願っています!
皆さんも、街なかでふと建設現場と季節の風景が重なる瞬間を見かけたら、少し足を止めてみてはいかがでしょうか。
そこには、新しい発見があるかもしれません。
次回の「撮影取材日誌」もお楽しみに!