高山旅 ノスタルジーなデザインを求めて(レトロ×違和感)

1年ぶりの飛騨高山で感じたこと

前回のブログでも書きましたが、1年ぶりに飛騨高山を訪れました。
1年前の高山旅行で「建設業のWeb制作に本格的に取り組もう」と決意し、1年後にまた高山に来ると誓ったのです。
今回の訪問は、無事に1年間やり遂げたことの報告と、デザインのヒントを得るための旅でした。

高山の古い街並み – 江戸時代から続く歴史ある町並み
宮川朝市の出店 – 新鮮な野菜や名産品が並ぶ朝市の風景

Web制作における「違和感」の活用

Web制作を始めた当初は、「違和感をなくすこと」を意識していました。Webページに違和感があると、閲覧者が不安に感じ、企業イメージにも悪影響を与えかねないからです。

しかし、最近では「違和感を活用する」ことも重要だと考えるようになりました。

現代のファッションでは、ユニクロの無地デザインやニュアンスカラーのように、シンプルさが人気です。私もよく着ています。ホームページのデザインも同様に、シンプルなものが増えています。

ニュアンスカラー(くすみカラー)とフリース

求人におけるホームページの役割

建設会社のホームページでも、こうしたシンプルなデザインが目立つようになりました。

しかし、その結果「企業の個性が見えてこない」サイトが増え、訪問者に印象を残せないケースが多くなっています。

テレビCMでは、知名度向上やブランドイメージのために芸能人を起用することがありますが、求人におけるホームページの役割は異なります。

求職者は求人サイトやSNSで企業に興味を持ち、「どんな会社だろう?」と知るためにホームページを訪れます。
イメージだけにこだわったサイトでは、求職者が会社の実情を知ることができず、結果として入社後のミスマッチや早期離職につながりかねません。

だからこそ、ホームページはリアルさと魅力の両方を伝えることが重要なのです。


レトロの魅力を感じた瞬間

「良いデザイン」は人によって感じ方が異なります。同じものを見ても、思い出すストーリーはそれぞれ違います。

例えば、高山昭和館の中の注文のできない食堂「菊の屋」。

私は小学生の頃に家族で行った食堂を思い出し、父がよく頼んでいたニラレバ定食の記憶が蘇りました。
懐かしさに心が温まりましたが、他の人には別の思い出がよみがえるかもしれません。
辛い経験や、若い頃の頑張りを思い出す人もいるでしょう。人それぞれに、ものや風景には違ったストーリーがあるのです。

菊の屋食堂の珠のれん – 昭和レトロを感じる暖簾のデザイン
菊の屋食堂の店内 – 昭和時代の懐かしい食堂の雰囲気

高山昭和館と高山レトロミュージアムの魅力

私はこの「昭和の懐かしさ」が大好きです。ニトリやユニクロ、ディズニーランドでは味わえない、唯一無二の感覚があります。

現代では「違和感」に感じるかもしれませんが、だからこそ特別で、注目を集め、心に響くのです。

高山昭和館は、まるで昭和にタイムスリップしたかのような空間でした。
レトロな看板や当時の生活雑貨、昔の街並みを再現した展示に、思わず足を止めてしまいます。古き良き時代の空気が感じられる場所です。

高山昭和館の外観 – レトロな雰囲気が漂う建物
ダンスホール月光 – 高山昭和館に再現された昭和のダンスホール
三丁目の夕日・鈴木オートのミゼット – 昭和を代表する名車の展示
昭和館の生活風景 – 昭和時代の暮らしが感じられる再現空間
パチンコラッキー会館 – 昭和のパチンコ店を再現した空間
レトロポスター – 高山昭和館で見つけた貴重なジャイアント馬場引退記念興行
昭和の街並みを再現した空間

高山レトロミュージアムは、昭和の遊びや暮らしを体験できる施設。レトロなポスターや、昔懐かしい駄菓子屋のセットがあり、子供の頃に戻ったような気持ちになりました。

高山レトロミュージアムの外観
駄菓子屋のお菓子棚 – 昭和の懐かしい駄菓子が並ぶ棚
小学校の教室 – 高山レトロミュージアムに再現された昭和の教室
オルガン – 高山レトロミュージアムに展示されている昭和時代のオルガン
PLAYBOYの看板 – 高山レトロミュージアムで見つけたヴィンテージ看板
パチンコ台 – 高山レトロミュージアムで展示されている昭和のパチンコ台
実際に打つことができます

デザインに「違和感」と「個性」を

Webサイトを制作するときも、トップページを見てその企業のイメージが伝わるようなデザインを目指したい。
今回の高山旅行では、そのためのインスピレーションやヒントを得ることができました。

高山昭和館や高山レトロミュージアムは、どちらもレトロでありながら新しい視点に気付かせてくれる場所。

デザインの大切さを再確認できた、良い旅となりました。