日帰り温泉旅行「山代温泉」
石川県加賀市にある山代温泉。約1300年前に一羽のカラスが羽の傷を癒している水たまりから始まったとされ、これまで与謝野晶子、泉鏡花、魯山人など多くの文化人が愛した山代温泉。 今回は日帰りで楽しめるスポットを巡りました!
総湯と古総湯でほっこり湯めぐり
まずは訪れたのは、山代温泉のシンボル「総湯」と「古総湯」。
「総湯」は地域の人々に愛される共同浴場で、シンプルながら広々とした浴槽で心地よく温まれます。 「古総湯」はその名の通り昔ながらの木造建築が美しい温泉。天井まで吹き抜けの施設が特徴で、歴史的な雰囲気に癒されました。二つの異なる雰囲気をを楽しめるのが山代温泉の魅力ですね!
軽い高コレステロール血症にも良いということなので、コレステロールおやじにはありがたいです。
山代温泉名物「温泉たまごソフトクリーム」
温泉地ならではのスイーツを楽しみたい方には、ぜひこれを! 「温泉たまごソフトクリーム」は、濃厚なソフトクリームの上に温泉たまごの黄身が乗り、仕上げに醤油がひとたらし。混ぜつつ一緒に食べると、不思議と和風プリンのような味わいに!
甘じょっぱいハーモニーがクセになります。
周辺グルメ「めん房 まるみ座」
お腹が空いたので立ち寄ったのが「めん房まるみ座」。優しいお母さんがお迎えしてくれました。
手書きの挿絵入りメニューに惹かれて注文したのは「かわりかつ丼」。ふわふわ玉子、とんかつ、そしてデミソースが絶妙な組み合わせ。ソースは優しい味わいで、ご飯の白飯とも相性抜群でした。
「魯山人寓居跡 いろは草庵」
お腹が満たされた後は、文化散策。 「魯山人寓居跡 いろは草庵」を訪ねます。ちょうど加賀市美術館との共同企画展「魯山の人のしごと」が開催中(~12/3)。
北大路魯山人がここ山代の別荘で「吉野屋」「須田菁華窯」などの看板を描いたエピソードが紹介されていました。 彼の生涯には多くの喧嘩別れのエピソードがありますが、山代の旦那衆とは晩年まで交流を続けたことが印象に残りました。
草庵の庭を眺めながら、加賀棒茶と和菓子を食べる時間は穏やかで幸せな時間でした。
「紅がら格子の街並み」で一休み
最後は総湯近くの「紅がら格子の街並み」を散策します。 昔ながらの風情ある景色が広がり、歩くだけで和みます。 一息つきながら、温泉地ならではの静かな時間を楽しみました。
さいごに
温泉、グルメ、歴史散策と、山代温泉は日帰りでも十分に楽しめる魅力が詰まっていました。またゆっくり訪れたいと思います。皆さんもぜひ、山代温泉で素敵なひとときを過ごしてみてください!